よもやま話

日常の生活の中で生きるヒントを見つけたいと思います

矢倉炬燵(やぐらこたつ)の思い出

冬になると思い出すのが矢倉炬燵(やぐらこたつ)。
掘り炬燵ともいいます。

数十㎝四方の畳を取り外すと、床下には石の炉のような物があり、
その上に木組みの四角い枠の形をした矢倉炬燵を置き、
炬燵の上には綿入りの炬燵布団を掛けます。

石の炉に炭火を入れ、四角い木の枠の下に金網をつけた蓋を置きます。
矢倉炬燵に入って、蜜柑やかき餅を食べるのが楽しみでした。

家の床下には俵に入れた炭が備蓄してありました。

時には炬燵の中で甘酒を発酵させることもしました。
部屋の中に甘酒のあま~い香りが漂い、なんとも言えない幸せが。

だけど換気をしないと二酸化炭素中毒になることも。
矢倉炬燵が外れて火事になりかけたこともありました。

そういえば文殊山にも炭焼小屋があり炭を作る炭焼き職人もいました。
今のような杉山ではなく炭の原料になる木も豊富にあったからでしょう。

昭和40年頃までだったでしょうか、記憶違いがあるかもしれません。

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